こんにちは!
ゆきです。
あなたは、
- 伸びる動画の作り方がわからない
- 最後まで見てもらえる動画構成が知りたい
- 登録してもらえる動画作りがわからない
- バズる動画が作りたい
と思っていませんか?
今回は、”伸びる”動画構成の作り方について、英語コーチでありYoutubeマーケターであるイングリッシュおさる氏の動画を分析し、解説していきます。
「いやいや、Youtubeの世界は厳しいから、そんなすぐに伸びる動画なんて無理でしょ?」って思っていませんか?
でも、今日ご紹介するイングリッシュおさる氏は、起業1年で月商3.6億円、3年で累計20億円と大成功を収め、しかもYoutube登録者数はYoutubeを始めてから11ヶ月で10万人を達成されています。
つまり、ちゃんと本質を押さえた動画を出せば、ある程度の再現性を出すことが可能性なのです!
ということで、短期間で成果を出されているイングリッシュおさる氏の動画から本質を探っていきましょう!
- 伸びる動画の構成
- 結果が出る動画の戦略
- 伸びる動画の構成内容の意味
- 構成要素の時間配分
イングリッシュおさる氏って何者?
では改めて、今回分析させていただくイングリッシュおさる氏についてご紹介しますね。
イングリッシュおさる氏は、元々は手取り18万円の英語教師をされていて、そこから起業され大成功された、凄腕英語コーチ&Youtubeコンサルです。
出典元:YoutubeWebマーケターおさる X(元twitter)
その実績は、
- Youtube登録者数11ヶ月で10万人→3年で39.4万人(2023年10月現在)
- 英語コーチングスクール受講者1800名越
- 公式LINE登録者数18万人
- 起業1年目:月商3.6億
- 起業2年半:累計17億
- 法人1期目:年商5.2億(利益4.7億)
- 法人2期目:年商11億(利益10億)
という化け物のような方です。笑←褒めてます
また英語の実力の方も、高校卒業時はTOEIC280点だったところから、大学3年で英検1級、大学卒業時にはTOEIC965点を、留学なしで達成されている強者です。
マーケティング講座 受講者さんの声
しかも、おさる氏がされているマーケティング事業でも数千万から億プレイヤーを多数輩出されているそうです。
こちらの受講者さんのご感想によると…、おさる氏の
とおっしゃっています。
しかもこの方は、売り上げが月70万円から月1,000万円に上がったそうです。
上昇率でいうと1,400%UPということになりますね。笑
そう聞くと、これから分析していく内容にも期待が持てませんか?
”伸びる”動画構成を分析!
ということで実際に、こちらのおさるさんの動画を例に構成を分析していきましょう!
実は、おさるさんの動画はどれも、ある規則的な構成に則って作られているんです。
ということは…、その構成の規則がわかり、その通りにすれば、「結果が出る動画を作れる」ということですよね!
その全体構成は以下になります。
それでは、それぞれについて細かく見ていきましょう!
オープニング
動画で大事なのは、このオープニングです。
視聴者はこの最初の短い時間で、続きを見るか見ないかを判断します。
なのでここで、視聴者に「続きが見たい!」と思ってもらえないと離脱されることになります。
おさるさんはオープニングで、これは”価値のある動画”だと認識してもらえるように工夫しているのです!
では、そんな大事なオープニングは、どのような要素で構成されているのでしょうか?
①挨拶
まず挨拶。
ここは、無駄な離脱を防ぐため早く簡潔に。
おさるさんは、
と挨拶を1秒で終えています。
②動画の概要
見ている動画の概要を短く伝えます。
最初に概要を伝えることで、この後に続く内容を理解しやすくさせます。
③タイトルの回収
動画を視聴するための動機を与え、タイトルの意味について説明しています。
このように、視聴者に「それってどういうこと?!」という衝撃や疑問を与え、続きを見たくさせているのです。
④PASTER(パスター)フォーミュラー
おさる氏はここから、「PASTORフォーミュラ」という心理技術を活用しています。
PASTORフォーミュラというのは、動画の重要性を伝え、価値を感じてもらうテクニックのひとつです。
ということでその詳細と、実際にどのように動画内容として活用されているのかをみていきましょう!
【1. Problem(問題)】
視聴者が持つ悩み・理想の姿に共感し代弁しています。
【2. Amplify(問題の増幅)】
問題を拡大していきます。
それはつまり、視聴者に、今あるその悩みや問題を放置していると、どんな結果になるのかを具体的にイメージさせるのです。
【3. Solution(解決策)】
解決策を提示します。
このとき、解決策に具体性を持たせることができれば、さらに信頼度を上げることができます。
おさる氏はここでは、先の「問題の増幅」と「解決策の提示」同時に行なっていると思われます。
それはなぜなのか。「英語の内容が難しい」「リスニングのセンスがない」。
どれも違います。
今回は「このあること」をしないと、一生リスニングは聞こえるようにならないという理由を話していきます。
【4. Testimony(証言)・Transformation(変身)】
実は人は、実績にしか惹かれない生き物です。
なのでここで、自分の実体験や、他の人がその解決策を用いたことでどう変化したかという実績を提示し、信憑性を高めます。
そして、映画やドラマの内容も、ものによっては8割程度聞き取れるようになりました。
【5. Offer(提案)】
セールスの場合は、ここで商品やサービスの提案をします。
おさる氏の場合は、解説動画なので、商品やサービスを紹介するというよりは、次の項目のResponse(レスポンス・行動)と合わせて話を進めています。
【6. Response(レスポンス・行動)】
ここまでの流れの後に、一度行動を促します。
今回の動画では、「動画を最後まで見る」という行動を促していますが、他の回では「読者登録」を促している場合もあります。
このときに重要なポイントは、動画の集中が切れないように早く簡潔に伝えることです。
そう思っているのであれば、今回もかなり貴重な話をすることになります。
今回の内容も、かなり驚かれる内容だと思います。
ぜひ、最後まで見ていってください。
本編
ここから本編にいきます。
おさる氏は、本編でもある心理テクニックを活用しています。
そのテクニックは、「AREA(エリア)の法則」というものです。
では、その法則と具体的な動画への活かし方をみていきましょう!
①Assertion (主張)
最初に、一番伝えたい結論や全体像を伝えます。
結論を先に伝えることで、これから伝える内容を視聴者が理解しやすくなり、同時に安心して動画に集中できるようになります。
ここでは、結論を『衝撃的』にすることで、さらに「続きが見たい!」気持ちを盛り上げることができます。
②Reason (根拠)
次は結論の裏付けを提示していきます。
先ほどお伝えした「衝撃的な結論」の信憑性を高めるために行います。
ここでおさる氏は、ある音声を聞かせて、視聴者に実体験させることで、『衝撃』を与えりると同時に、視聴者自身に根拠を体験してもらい、「続きが気になる!」という衝動を起こさせています。
…
いかがだったでしょうか??
全部聞こえた人もいるかもしれませんし、そうでない人もいるかもしれません。
ここで皆さんに1つ実験のワークをしてもらいます。
僕からの普通のワークを受けてもらうので、無心で何も疑わずワークを受けてください。
それではいきます。
…
いかがでしたか?
今、聞こえた人も多いと思います。なかには「リスニングできた〜」って思った方もいるかもしれません。
でもここで「リスニング力があがった」「発音が大事なんだな」と思ってしまった方は完全にNGです。
なぜこんな実験みたいなトレーニングをしたのかわかりますか??
ここまで僕の話を聞いて「おさるさん、さっきから何が言いたいの??」「実験とか何?何?」って思われた方もいるかもしれませんが、実は皆さんには、リスニングでめちゃめちゃ大事なことに気づいて欲しかったんです。
僕のリスニングトレーニングで一番大事なことを忘れていませんか?
「えっ聞き取りもしたし、音読もしたし、発音練習もしたし、何が問題なの?」って思ったかもしれません。
これが理解できないと、一生リスニングができるようにはなりません。
…
英語を聞く前にしないといけないこと、それは単語・文法理解です。
「えっ結局、単語と文法が大切って話?」「いやいや、そんなの知ってるよ」って思われた方。
なぜ僕が英語を聞かせて、あのようなワークをさせたのかわかりますか?
この単語・文法理解という重要性がわかって欲しかったからです。
③Example (具体例)
具体例を交えながら本質を導き出し提示していくフェーズになります。
身近な具体例でわかりやすくい物事の本質を理解しやすくさせています。
動画では、先ほどのテストを具体例にして、さらに視聴者にわかりやすく「リスニングを伸ばしたいなら英語は聞いてはいけない理由」について説明しています。
3秒で答えてください。
3、2、1。
今、答えられなかった人、実はそれ、英語を聞き取れている気になっているだけです。
…
実は英語を音で聞き取れてるだけでは、リスニングができていることにはなりません。
聞いて、そのあと意味が理解できて、初めて聞き取れてるということです。
その後は、また具体的な例を用いながら「明日からできる、最短でリスニングを上達させる方法」についてレクチャーしています。
④Assertion (再度結論)
本編のレクチャーを伝えた後、最後にもう一度結論を伝えます。
本質を理解した後に、もう一度伝えることで、さらに結論への理解が進みます。
さらにここまで基礎学習をしているので、単語・文法調べはほとんどしていないですよね。
覚えといてください。
これが基礎学習のパワーです。
エンディング
あとはエンディングです。
ここでのポイントは、動画の満足度を下げず良い印象で終わらせるということ。
①メッセージ
おさる氏は、動画によっては、本編が終わった後に視聴者の心に訴えかけるメッセージを伝えているものがあります。
実は人は、お役立ち情報ではなく、人となりを伝えることで商品を買ってくれます。
なので、発信者自身の想いやストーリーを伝え、人間味を出して、ファンを付けることが大切なのです!
僕の動画をいつも見て皆さんはもしかして「常識とは違う学習ばっかだな」「本当にこの方法で英語できるようになるの?」。
こんなふうに思った人もいるかもしれません。
でも皆さん覚えておいてください。
普通じゃない成果を出したいなら、普通じゃないことをしないといけないんです。
周りと同じことをしていたら周りと同じ結果しか出ません。
僕やレッスン生が、なぜこんなにも成果が出るのか?
それは常識に縛られない学習をしているからです。
常識って実はめちゃめちゃ怖いです。
なぜなら常識通りの学習をいつまでもしていたら、常識通りに周りと同じ結果しか出ません。
普通じゃない結果を出したいなら、普通のことをしていてはダメなんです。
常識に縛られないこと。
これが僕のチャンネルで伝えたいことです。
ぜひ覚えておいてください。
②登録誘導
最後の復習をする前の、このタイミングでアクションを促します。
この、一番満足度が高い状態の時に、視聴者にしてほしい行動を促すことで高い確率でアクションをさせることができます!
③復習
その後、最後にもう一度復習をしていきます。
復習をすることで視聴者の満足度をさらに向上させることができるのです。
また本質を理解した後に、もう一度伝えることで、さらに結論への理解が進む狙いもあります。
今回は、リスニングを伸ばしたいなら英語は聞くなという話をしました。
英語を最初から聞くのではなくて、基礎単語・文法・発音練習をしっかり理解してからリスニングトレーニングにいきましょう。
…
④ED挨拶
最後に、挨拶をして終わりです。
最後の挨拶は、これまで築いてきた満足度の低下を避けるため、次回や他の動画への期待を高めつつ、チャンネル登録を促し、早く簡潔に行うように気をつけます。
もし、この動画が少しでもためになったと思ってくれた方は、コメント欄に感想やいいねお願いします。
僕の話したことをコメント欄にアウトプットするだけで実践につながります。
僕の動画を見たら、必ずコメント欄にアウトプットしてください。
次回も役に立つ英語学習法を見逃したくない人は、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。
それでは、次回の動画でお会いしましょう 。
ここも考えられている!構成要素の時間
また、ここまででも少し触れましたが、おさる氏の動画の構成要素の割合もとても考えられているので見てみましょう!
いくつかの動画の、オープニングと本編、そしてエンディングの動画時間を一覧にしてみました。
動画タイトル | OP | 本編 | ED |
リスニングを伸ばしたいなら英語は聞くな | 約1分25秒 | 約11分25秒 | 約2分55秒 |
一撃でネイティブ発音になる喉発音5STEP | 約2分2秒 | 約10分32秒 | 約1分10秒 |
一生英語ができない人の思考TOP3 | 約1分35秒 | 約17分7秒 | 約1分47秒 |
不幸になる英語教材TOP3 | 約1分55秒 | 約10分24分 | 約1分58秒 |
リスニング5ステップ【完全ガイド】 | 約1分45秒 | 約17分15秒 | 約2分2秒 |
以上から、
- オープニング…1分半から2分前後
- 内容本編…10分半以上(動画内容による)
- エンディング…1分から3分前後
と、オープニングとエンディングの時間配分も、読者を飽きさせないように、だいたい1、2分、多くても3分以内で作られていることがわかります。
まとめ:この構成を元に動画を作ってみよう!
さて、イングリッシュおさる氏の動画の構成について分析してきましたがいかがでしたでょうか?
今回の考察で、イングリッシュおさる氏の動画は、大変戦略的に作られているということがお分かりいただけたと思います。
”伸びる”動画の台本と構成の内容
【オープニング】
- 挨拶
- 動画の概要
- タイトルの回収
- PASTORフォーミュラー
【本編(AREAの法則)】
- Assertion(結論)
- Reason(根拠)
- Example(具体例)
- Assertion(再度結論)
【ED】
- メッセージ
- 登録誘導
- 復習
- 挨拶
PASTOR(パスター)フォーミュラ
- Problem(問題)
- Amplify(問題の増幅)
- Solution(解決策)
- Testimony(証言)・Transformation(変身)
- Offer(提案)
- Response(レスポンス・行動)
あなたも、この構成を真似して動画を作ることで、きっと今よりも結果の出る動画になるはずですので、ぜひ活用してみてくださいね♪